モーツァルト,オーストリア,ザルツブルグ

オーストリア・ザルツブルグ

モーツァルト ザルツブルグ

モーツァルトが生まれ、音楽の教育を受けて育ったオーストリアのザルツブルグ。現在、ザルツブルグ旧市街地は文化遺産として世界遺産にも登録されています。ザルツブルグ音楽祭が催される時期には多くの観光客でにぎわいます。

モーツァルトが過ごした場所

モーツァルトは、このザルツブルグで生まれ、ウィーンに移り住む25歳まで住んでいた街です。クラッシック音楽を愛する人の巡礼地になっていると言ってもいいでしょう。夏のシーズンに行われる、ザルツブルグ音楽祭では、どこのホテルも満員になります。
特にゲトライデ通りはモーツァルトの生家のある通りで、元々狭い場所に観光客が多く訪れる場所でもあります。250年以上前に、この地で生を受け、現在までも語り継がれる天才音楽家の過ごした場所だと思うと、胸にこみ上げてくるものがあります。

ザルツブルグ(Salzburg)

ここからはザルツブルグのことを紹介していきましょう。ザルツブルグはオーストリアの州の一つです。標高425mに位置していて、現在14万5千人の人口のあるところです。
南西にベルヒテスガーデン、西に高速道路を使って140kmにミュンヘン、東300kmに首都ウィーンという位置関係にあります。

都市名の語源

塩という意味を持つザルツ、砦の意味を持つブルグという言葉の組み合わせで出来ている都市名です。ハラインという、南に15kmほどの地区から運ばれてくる岩塩をノンベルク尼僧院の前で船に積み込み、ヨーロッパ各地にザルツァッハ川を使って送っていたのでこの名前がつきました。大司教が塩の積載量によって通関税を取り、それを財源にしていたと言われています。

ザルツブルグの街の中

ザルツブルグは南から北に流れるザルツァッハ川の西側に位置していて、ツェントルムと呼ばれる旧市街地と、東側に位置する新市街地に分かれます。

新市街

新市街地には様々な見所があり、1606年に建造されたミラベル宮殿と庭園が、1776年に造られた州立劇場が、1898年に建造された聖アンドレ寺院があり、モーツァルトと関わりの深いものとして、1841年に大聖堂音楽協会として発足し、1914年に音楽院となったモーツァルテウムがあります。現在は国際モーツァルテウム財団の建物となっていますが、この名前はもちろんモーツァルトからきています。この他に、ミラベル・カジノなどがあり、ザルツブルグ・マリオネット劇団が公演されています。マカルト広場には、1774年に旧市街の生家から転居したモーツァルトの住居があります。余談ですが、ドップラー効果で有名な、クリスチャン・ドップラーの生家もあります。

旧市街

新市街から旧市街へは、マカルト小橋かシュターツ橋のいずれかで渡ることができます。渡ってすぐ、デトライデ通りというモーツァルトの生家のある通りに出ることができます。
旧市街にはザルツブルグの支配者、大司教の住居もあります。その東側には2つの塔のある大聖堂があり、レジデンツ広場、モーツァルト広場へと続いています。
さらに大聖堂南側には、サンクト・ペーター寺院という大きな寺院が、西隣には祝祭大劇場があり、音楽祭に使われる建物があります。旧祝祭小劇場でもあるモーツァルトのための劇場、乗馬学校跡に建てられたコンサートホール、フェルゼンライトシューレなどもあります。

ホーエンザルツブルグ城

ザルツブルグの市内の、どこからでも見える南にメンヒスベルクという丘陵があり、そこにホーエンザルツブルグ城はあります。一番高い所で標高508mある丘で、この城は1077年に要塞として造られた城で、常に拡張工事が続き、レオンハルト・フォン・コイチャッハ大司教の時代に大きく拡張されました。要塞として造られているにも関わらず、今日まで完璧にほぞんされています。
最終的な拡張工事は1681年と言われています。1892年にケーブルカーが通りましたが、歩いて登ることもできます。城からの眺めはとても美しくて素晴らしい眺めになります。